このサイトは、スーパーマーケットで働く人、働こうと考えている人、またスーパーマーケットでのキャリアをもって転職を考えている人を応援するサイトです。
スーパーマーケットは技術や知識を学べる
スーパーマーケットで働く人をどう思いますか?
2022年に「底辺の仕事ランキング」という記事を書いていたサイトが大炎上しました。その中にはスーパーマーケットはなかったものの、近い職種として「コンビニ店員」が入っていました。
またスーパーマーケットにも会社によってはある部署として「清掃スタッフ」「警備スタッフ」「倉庫作業員」「コールセンタースタッフ」「飲食店スタッフ」が含まれていました。
スーパーマーケットもたまに「商品並べるだけで、誰にでも出来る仕事、キャリアにもならない」という人がいます。
しかしそれは本当でしょうか?
否!断じて違います。
どの仕事でも技術や知識は学べますし、その技術や知識を元にキャリアアップは出来ます。
スーパーマーケットであれば、水産部門・惣菜部門を中心に食品の加工技術が身につきます。他の部署でも接客やマーケティング・マーチャンダイジングの知識も身につきます。
SNSで「マーケティングとは?」とイキっている人もいますが、「マーチャンダイジング」のことなんて何も知らない人の方が多いです。
実際にこのサイトの管理人である私は、スーパーマーケットからネット関連のフリーランスに転職しましたが、スーパーマーケットで身につけた知識が非常に役立っています。
たまにマーケティング会社が集まるセミナーなどに参加して、マーケティングのことを語るコンサルタントの話を聞くこともありますが、5人に1人は
「何言ってるんだ、こいつは?」
と思うことがあります。スーパーマーケットというよりは小売では当たり前のことを、さも凄いことのようにマーケティングとして語る人がいるからです。
そんな知識でマーケティング関係のコンサルタントが勤まるの?と最初は驚いたものです。
ただ横文字の言葉を使うのが得意なだけで、言っていることは普通のことが多いです。
ただし、日々の仕事を作業として捉えている人であれば、スーパーマーケット及び小売で学べることに気づかないかもしれません。
仕事との向かい方が大切
どんなに良い会社に就職しようとも、どんな素晴らしいという仕事をしようとも、その仕事にきちんと向き合わない限り、成長はないと思いませんか?
スーパーマーケットの仕事もきちんと向き合って行えば、様々なことを学べます。
スーパーマーケットでは、POPを作るソフトウェアがパソコンにインストールされていて、商品名と数文字のキャッチコピー、価格を入れるだけで印刷出来るということはよくある話ですが、そのPOP1つを見ても、いろいろなマーケティングの集大成になっています。
POPの価格の数字が大きくて、なぜ最後の「円」が小さいか考えたことはありますか?
それは価格を目立たせるための訴求のためです。
何を当たり前と思うか、そういうこと1つ1つ気づいていくことが大切と思うか、それは人それぞれですが、後者の方がいろいろな知識が積み上がった時に、マーケティングに強くなれると思いませんか?
スーパーマーケットで得た資格で独立する人もいる
水産売場や惣菜売場で2年以上勤務することで、調理師試験にチャレンジ出来ることは知っていますか?
実際に水産売場や惣菜売場で働きながら、調理試験の勉強をして調理師となって独立開業した人を知っています。
また自転車売場で働きながら「自転車安全整備士」の資格を取得して、独自のサイクルショップをオープンした人もいます。
自転車安全整備士は国家資格ではありませんが、TSマークという「傷害保険・賠償責任保険付」のシールを貼れるのは自転車安全整備士の資格を持った人だけです。
実は将来性がある仕事
スーパーマーケットは、実はかなり将来性のある仕事です。というのも人が生活する上で小売というものはなくてはならないもので、仕事として消える可能性が非常に低いからです。
他の仕事も生活する上でなくてはならないものがほとんどですが、いわゆる頭脳労働というものは「AI」にとって変わられる可能性が高いものです。AIの方が過去のデータから間違えることが少ないですし。
また建築関係や医療関係は今後ロボットが人間の代わりになっていくと言われています。
スーパーマーケットもロボットで十分なのでは?と思うかもしれませんが、建築関係や医療関係ほど投資が出来ない職種のため、ロボットに変わるまではまだまだ時間がかかります。
スーパーマーケットの仕事は面白い
スーパーマーケットの仕事は、多岐にわたり非常に面白くユニークです。
大きなスーパーマーケットになれば、そこには非常に多くの仕事が絡み合い、1つの街を形成しているようです。
スーパーマーケットの仕事に興味を持った人が、このサイトを通じて少しでも快適に働けて、また就職や転職について役立てれば幸いです。